浜松・掛川滞在記【ホテルアセントプラザ浜松】※2023年12月訪問

2023年12月に訪問した浜松・掛川について、備忘録を残しておきます。

ヨシ美
ヨシ美

気付けば2023年は、宮崎市宇都宮市、浜松市、と、2022年の年間餃子消費量1、2、3位の街を訪れていました。

静岡県は都心からアクセスが良いこともあり、コロナ禍のGoToトラベルでお得なチケットが出た時には、静岡おでんで一杯やりに、気軽に静岡市の横丁へ行ったりしていました。

今回は西寄りの浜松・掛川まで足を伸ばして来ました。

静岡県マップ。地図出典:テクノコ白地図イラスト
お重のフタを開けると、炭火焼きの香ばしい香りが…! @浜松市「うな炭亭」

※本記事の内容は、2023年12月時点の情報です

ホテルアセントプラザ浜松

ヨシ夫
ヨシ夫

もう立地でぱっと選びました!

今回は素泊まりです。

浜松駅から直結の地下道を通り抜けてぱっと辿り着けます

ホテルアセントプラザ浜松の良かったところ

必要なものは一通りそろっていて、便利に過ごせました。

本格コーヒーやウォーターサーバーがフロントにあったり、シャンプーが良かったり、延長コードが置かれていたり、設備の古さをカバーしようとする努力が見られて良かったなと思いました。

GOODポイント

・少ないコンセントの数をカバーするため、延長コードが置いてあった
・アメニティは必要な分をフロントでピックアップするタイプ(部屋着は部屋に備え付け)
・浜松駅直結の地下道が便利! 繁華街も徒歩圏内。コンビニも超近い。

部屋着は薄いガウンタイプ
バスルームは少し広めでした
空気清浄機や電気ケトル、ドライヤー
コンセントは少なかったですが、延長コードがあって助かりました
衣類を掛けるところ
スリッパは使い捨てのものも置いてありました
ソープやシャンプー・リンスは全てPOLA製でした
シャンプーリンスは、保湿性があって香りも良かったです
挽きたての本格コーヒーが無料。ウォーターサーバーもある
アメニティはフロント横から必要な分を持っていく

ホテルアセントプラザ浜松のあまり良くなかったところ

素泊まりだったし、不満を感じるほど長く滞在しなかったのですが、あえて挙げるとこんな感じでした。

BADポイント

・建物や設備はやや古さを感じた
・2人で宿泊しても、鍵は1部屋に1つしかもらえない

フロントの方も丁寧に対応してくださいましたし、何よりリーズナブルでしたし、取り立てて言うほどの不満はありませんでした。

分別しやすいゴミ箱
キーはこのタイプ

浜松の観光

日本で10番目に大きい湖「浜名湖」(64.9㎢)は、東京の山手線の内側の面積(63㎢)と変わらないほどの大きさを誇ります。

その浜名湖の東側に広がる県内最多人口を有する浜松市は、食文化や産業に浜名湖が大きく影響していることを随所に感じました。

うなぎパイファクトリー

浜松のご当地銘菓「うなぎパイ」。

子供の頃から幾度となく買ったりもらったりして慣れ親しんでいましたが、精力の付くうなぎのエキスが入っていたり、「夜のお菓子」というちょっぴり意味深なキャッチフレーズが付いていたり、そしてシンプルに美味しかったり、大変興味をそそられる銘菓です。

そのうなぎパイファクトリーの工場見学ができると知って、さっそく行って来ました(公式サイト「春華堂うなぎパイファクトリー」)。ここでは秘密に満ちたうなぎパイ誕生秘話や歴史、作り方を知ることができます。

流れ作業、ずっと見ていられる(笑)
たまに味見したくなっちゃいそう…

YOSHI家が参加したのは無料見学コースだったけど、本当は「窯出しうなぎパイツアー(\500)」に参加したかった…。しかしこの有料ツアーは開催日が非常に少なくて事前予約の枠も少ないので、参加はなかなかハードルが高いんです。いつかリベンジしたい…!

ヨシ夫
ヨシ夫

これだけうなぎパイを見ていたら、作りたてが食べてみたい!

巨大なうなぎパイと写真撮影ができる
外のうなくん号で、うなぎパイスイーツを販売していました
ヨシ美
ヨシ美

江戸時代に始まった浜名湖のうなぎ養殖から数百年の時を経て、全国的に有名なお菓子へと派生していくことになるなんて!

うなぎ愛・うなぎパイ愛が感じられる工場内。

こんなところにもうなぎ!
ん? うなぎパイピアノ、とは…?

ブランデーやマカダミアナッツを使った最高級の「うなぎパイ V.S.O.P.」は、さらにオトナ度が増したパッケージ。キャッチフレーズも「真夜中のお菓子」です。

工場見学のお土産に、うなぎパイ絆創膏をいただきました。

「うなぎパイ V.S.O.P.」はちょっぴり大人の味です
いただいたうなぎパイ絆創膏
うなぎパイファクトリー 施設概要(最新情報は公式サイトやお電話等でご確認ください)
所在地〒432-8006 静岡県浜松市西区大久保町748-51
電話053-482-1765(受付時間 9:00 – 17:00)
URLhttps://www.unagipai-factory.jp/
料金無料(窯出しうなぎパイツアーは500円)
営業時間10:00~17:30
休館日(営業日、生産ライン稼働日、営業時間は公式サイトの営業カレンダーでご確認ください)
駐車場無料
※2023年12月現在の情報です

浜名湖体験学習施設ウォット

浜名湖は、淡水と海水が混じりあう”汽水湖”という珍しい湖で、生息している生物の種類数が多いそうです。ウォットは、浜名湖や周辺の海の生き物を見たり触れ合ったりできる体験学習施設で、小さな水族館になっています。

分かりやすい説明付き
顔が面白いソウシハギ

大きな水族館と違って、手作り感や地域の人たちとのつながりを存分に感じられる、アットホームな水族館です。混雑もしていなくてゆっくり魚を観察できました。

珍しい白黒のパンダウナギ。白いうなぎはさらに珍しいそう
階段の壁には、地元の方々の塗り絵作品や写真作品が飾られている

予定滞在時間をはるかにオーバーしてしまうほど、しっかり学んで楽しみました。

浜名湖体験学習施設ウォット 施設概要(最新情報は公式サイトやお電話等でご確認ください)
所在地〒431-0214 静岡県浜松市中央区舞阪町弁天島5005-3
電話053-592-2880
URLhttps://ulotto.entetsuassist-dms.com/ 
料金大人320円
高校生以下・高齢者(70歳以上。要証明)・障がい者、療育手帳をお持ちの方は無料(要証明。介護者1名も無料)
30人以上団体割引あり
開館時間9:00-16:30
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月30日から1月1日)
※GW・夏休み期間は毎日営業
※休館日は変動になる場合有
駐車場浜松市営渚園駐車場が利用可能 (1日400円)
※2023年12月現在の情報です

浜名湖遊覧船

明治創業の歴史ある浜名湖遊覧船で、浜名湖の大きさを感じたり景色を楽しむことができます。

ヨシ夫
ヨシ夫

が、乗客が一番盛り上がるのはカモメです。

景色そっちのけで、みんなカモメにかっぱえびせんをあげていますが、これが可愛いし面白い!

持込みも特に禁止されていないので、あらかじめコンビニ等で大袋のえびせん等を準備していくと良いです。チケット売り場や船内でも小袋のかっぱえびせんは100円で販売されています。

カモメの飛来時期は10月下旬~2月下旬頃だそうです。

出航すると一斉にカモメが付いてきます
かっぱえびせんを直接手から食べてもらえる

インバウンド客対応を積極的にしていないように見受けられ、明らかに海外からのお客さんだと分かる方は我々が乗船した便にはおらず、週末でもあまり混雑していませんでした。穴場です。

昭和感が色濃く残る遊覧船乗り場(フラワーパーク港)
船内でも無人かっぱえびせん販売中

2023年末は舘山寺航路のみ運行(瀬戸航路、三ケ日航路は運休)だったので、舘山寺航路の情報を下に載せておきます。

2024年1月15日(月)~31(水)はメンテナンスのため全便運休だそうです。

ヨシ美
ヨシ美

運休の間、カモメはどうしているんだろう?

浜名湖遊覧船 概要(最新情報は公式サイトやお電話等でご確認ください)
乗り場浜名湖遊覧船 かんざんじ港 (駐車場なし
 〒431-1209 浜松市中央区舘山寺町2226-1
浜名湖遊覧船 フラワーパーク港
 〒431-1209 浜松市中央区舘山寺町3315
周遊時間30分(出港時刻15分前に集合)
※とはいえ、チケットさえ買えればギリギリでも大丈夫
電話TEL.053-487-0228(かんざんじ港予約センター)
FAX.053-487-0740
URLhttps://www.hamanako-yuransen.com/index.html
料金1,600円 予約は不要
駐車料金200円
運航時間9:30(始発)-15:45(最終便) ※1時間に1便ペースです
運休日カモメの飛来は10月下旬~2月下旬だけのようです。詳しくは公式サイト等の情報をご確認ください。
2024年1月15日(月)~31(水)はメンテナンスのため全便運休。
駐車場フラワーパーク港にのみ有。200円。
かんさんじ港には駐車場はないので注意です
※2023年12月現在の情報です

掛川の観光

緑豊かな風景が広がる掛川へは、浜松駅から車でも電車でも約40分の距離にあります。

浜松駅と静岡駅との間に位置し、新幹線や主要な道路が通るため、交通アクセスが比較的便利です。

掛川花鳥園

掛川花鳥園は、美しい花や鳥が展示されている動植物園です。YOSHI家はすっかり気に入ってしまって2年連続で訪問しています。

園内では季節ごとにイベントやショーが行われており、鳥たちに餌をやったり触れ合ったりすることもできます。園内のほとんどは温室になっているので、寒い日や雨の日も楽しめます。

たぶんまたすぐ来ます!

収益化しているSNSへの写真投稿は事前申請が必要なのでここに掲載はできませんが、鳥たちと触れ合う楽しい写真は山のように撮れました。

じゃらんで入園チケットを購入すると、割引はありませんが当日並ばずに入園できます。

掛川花鳥園 施設概要 (最新情報は公式サイトやお電話等でご確認ください)
所在地〒436-0024 静岡県掛川市南西郷1517
電話0537-62-6363
URLhttps://k-hana-tori.com/
料金大人(中学生以上) 1,500円
小学生 700円
幼児 無料
シニア(65歳以上) 1,100円
障がい者大人 865円(障がい者手帳提示)
障がい者小学生 430円(障がい者手帳提示)
障がい者介添え 865円(障がい者1名につき1名)
15名以上団体割引有
年間パスポート有
開園時間9:00-16:30(日によって異なる)
休園日第2、第4木曜日(月によって異なる)
駐車場有(400台。無料)
※2023年12月現在の情報です

ランチは「掛川森林果樹公園 ATELIER(アトリエ)」へ

掛川花鳥園から車で5分ほどの場所にある「掛川森林果樹公園 ATELIER」さんでランチをして来ました。掛川花鳥園へはチケットを見せれば再入園可能です。

ヨシ美
ヨシ美

アトリエさんも気に入りすぎて2年連続の訪問です!

掛川市や静岡県遠州地方の食材をふんだんに使ったお料理が楽しめるビュッフェスタイルの予約制レストランです。

厨房から常に出来立てのお料理が提供されてきて最後まで楽しいです。野菜メインでデザートも豊富なので、特に女性の満足度は高いと思います。

ここもたぶんまたすぐ来ます!

難点は、403号線から行くと店にたどり着くのが少し難しいことです。

ATELIER(アトリエ) 施設概要(最新情報は公式サイトやお電話等でご確認ください)
所在地〒436-0025 静岡県掛川市下俣1-90
電話0537-21-1616
URLhttps://kajyukouen.takoman.net/
料金大人 2,180円(税込)
65歳以上 1,980円(税込)
小学生 1,200円(税込)
幼児 600円(税込)※2歳児より
開店時間11:00-15:00 90分制限
<予約制>
11:00~ 11:30~ 12:00~
12:40~ 13:10~ 13:40~
無休
駐車場有(無料)
※2023年12月現在の情報です

ヤマハ掛川工場

ピアノの世界シェアNo.1のヤマハピアノ。

ヨシ美
ヨシ美

…知らなかった!

このヤマハ掛川工場では、スタッフの説明を聞きながらピアノ製造工程を見学できます。

グランドピアノは8,000もの部品からなり、1台作るのに約3年掛かるそうです。自動化・機械化は進んでいますが、そのほとんどは人の手によって作業されています。

ここは新しいですが、工場の方の外観はかなり年季が入っていました
1887年に医療機械の技師だった山葉寅楠(やまはとらくす)さんが、オルガンの修理依頼を受けたことがきっかけで創業

Gパンに作業着というラフな従業員の方々でしたが、当たり前のように絶対音感があって、微細な音の違いやノイズを聞き分けながら美しい音を作り上げ、さらにその中でも特別な資格を有する方が最終的な調整をされて製品になるそうです。

ヨシ夫
ヨシ夫

職人さんの格好良さ、尊さ、そして日本の丁寧なモノづくりを間近で見ることができ、もう感動が止まりませんでした…!

現在のところ平日のみ予約制で、しかも車がないと行きにくい場所なのでなかなかハードルが高いですが、頑張って行く価値は充分にありました。

ヤマハ掛川工場 施設概要(最新情報は公式サイトやお電話等でご確認ください)
所在地〒436-0038 静岡県掛川市領家1480(ハーモニープラザ)
電話0537-24-8069
URLhttps://www.yamaha.com/ja/about/locations/piano_factory_tour/
料金無料
見学時間午前の部 10:00~11:30
午後の部 13:30~15:00
電話受付時間:平日9:30-12:00,13:00-16:30(年末年始、GW、夏季休暇等を除く)
駐車場有(無料)
※2023年12月現在の情報です

茶畑へ寄り道

掛川駅の辺りから車で30分ほど北東に走らせたところに、世界農業遺産に認定された「静岡の茶草場(ちゃぐさば)農法」の茶園があると知り、寄り道してきました。

茶草場農法とは、茶園の畝間にススキやササなどを刈り敷く伝統的農法のことで、茶の味や香りが良くなるんだそうです。

ヨシ美
ヨシ美

壮麗な緑の風景にゴリゴリ癒されました…

小高くそびえる粟ヶ岳に木で描かれた「茶」の文字
左の写真は赤い矢印の位置から撮りました
名産のお茶やお土産品、農産品が並ぶ「東山いっぷく処」
買ったお茶は、手作りの新聞バッグに入れてくれました。逆に捨てられずにとってあります

YOSHI家反省会

師走の週末だったせいか、浜松の繁華街は人で溢れかえっていて、18時でも予約なしで入れるレストランや居酒屋がありませんでした。

ヨシ夫
ヨシ夫

選ぶ場所が悪かったのかもしれませんが、満席で20軒は軽く断られました…

夜は予約していった方が良さそうですね。

浜松駅近辺に4店舗ありました
餃子はおかわりしました。ごろ焼きやしらすも最高でした!

浜松駅周辺で、浜松ぎょうざやご当地メニューをいただける「濱松たんと」という居酒屋さんがあり、ホテルの方からも薦められたので予約して行きました。

活気があって、こだわりのご当地メニューがたくさん。何を頼んでも丁寧で美味しくて、浜松に行くときに必ず訪れたい店がまたできました!

「濱松たんと」(食べログ)

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