こんにちは!
羽田⇔宮崎便で利用したソラシドエアが思いの他良かったので、記録を残しておきます!
※本記事の内容は2023年3月時点のものになります
「ソラシドエア」ってどんな会社?
今回、羽田⇔宮崎の移動に利用したソラシドエアは、羽田空港、セントレア空港、神戸空港などから、九州・沖縄方面へ就航している航空会社です。
ANA傘下なので、ソラシドエアは羽田空港は第2ターミナル発着です。
ソラシドエアは、JALやANAなどのフルサービスキャリア(FSC)ではないのでLCC(ローコストキャリア)だと思っていたのですが、MCC(ミドルコストキャリア)というカテゴリーに属するんだそうです。
我々も前回の記事で機体のことを調べていて、初めて知りました。
そもそも、FSCとLCCの中間カテゴリーがあるなんて知らなかった!
ソラシドエアで使用している機体は、燃費効率が良くて小型の「BOEING737-800」1機種のみ。これによって雇用するパイロットのライセンスも1種類で済み、乗務員も少なくて良く、機体の整備にかかる工数も減らすことができるので、運賃が抑えられているということです。
そして機内食の提供がないこともコストカットになっているそうです。機内食いらないなーっていう時も多いし、食べたいときは空弁を買えば良いので、これは嬉しいです。
JALやANAと比較しても遜色ないサービスを提供されているのに、企業努力によってリーズナブルなチケットを提供してくださっている、利用者にとってありがたい航空会社だったんですね!
ソラシドエアの良かったところ
利用してみて良かった点をまとめておきます。
メリット1.預け入れ荷物や座席の指定に追加料金が掛からない
LCCだと、預け入れ荷物は有料、機内持ち込み手荷物も7kgまで、などと制限があることが多いですが、ソラシドエアは預け入れ荷物にも追加料金が掛かりません。
・預け入れ荷物:20kgまで無料
・機内持ち込み荷物:身回品1個のほか、3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)1個、合計重量10kg未満
※詳しくは公式サイトでご確認ください
キャンペーンなどでチケットを格安で手に入れた場合も、荷物の規定は同じです。
メリット2.座席がゆったり!
座席間隔はとても広く感じました。公式ホームページによるとシートピッチは平均81cmだそうです。
JAL、ANAの国内線エコノミーが79cmということなので、この2㎝にソラシドエアのこだわりや努力を感じます。前回のSKYMARK AIRLINESも同じぐらい広く感じましたが、JAL、ANAと同じ79㎝だそうです。
また、前の人がリクライニングを使用しても、膝が前の席に当たったり、テーブルが使いづらいと思ったりしませんでした。私はリクライニングする必要がないぐらい快適だったので倒しませんでしたが、腰痛が顔を出すこともありませんでした。シートも適度な硬さです。
メリット3.成田ではなく、羽田発着
東京23区の西側に住んでいるので、成田まで行くには所要時間や運賃が羽田の倍以上掛かります。
海外旅行で成田空港へ行くのは旅行気分が高まるので嫌いではないのですが、国内旅行のときはやっぱり羽田空港が近くて便利です。
メリット4.機内でドリンクサービスがある
崎陽軒しゅうまい弁当を空港で買っていたので、温かい飲み物をいただけて嬉しかったです。
お茶、りんごジュース、コーヒー、アゴユズスープから選べるのですが、YOSHI家は2人とも行きも帰りもアゴユズスープをいただきました。永遠に飲み続けていたくなる、ほっとする味です。
メリット5.子供連れや高齢者の搭乗者へのサポートがある
ちょっとグズっている赤ちゃんやその親御さんに、CAさんが優しく何度もお声掛けしていらっしゃいました。
YOSHI家も離れて暮らす高齢の親に乗ってもらうことがあるので、サポートをしていただけるのは安心です。
ソラシドエアの良くなかったところ
デメリットに関しては、回避策もあるので大きな短所ではありませんが、気付いたことを書いておきます。
デメリット1.搭乗証明書、欠航/遅延/臨時着陸証明書がWebで発行できない
仕事で飛行機に乗る場合など、搭乗証明書や欠航/遅延/臨時着陸証明書が必要になると思います。
ソラシドエア公式ホームページによると、それらの証明書は空港カウンターで印刷してもらうか、予約・案内センターに電話して郵送してもらえるそうですが、JALやANAのようにWebでは発行できません。
搭乗証明書に関しては搭乗後にしか発行できず、最終便だと空港カウンターが閉まっていることもあり、後日手続きしなければなりません。
でも、飛行機に乗り込む寸前にもらうピンクの紙が搭乗証明書になるそうなので、届け先がこの紙で受理してくれるなら問題ないですね。
デメリット2.2023年4月からオンラインチェックインに
2023年4月1日から、ソラシドエアもANAに倣って自動チェックイン機が廃止され、原則オンラインチェックインになります。
普通にスマホを使いこなせる世代にとっては並ぶ手間が省けてメリットなんですが、離れて暮らす親が搭乗するチケット購入を代行する場合、ガラケーユーザーで家にネット環境もない親はオンラインチェックインが出来ません。スマホ教室に通ってもダメだったので、実家側のIT化については期待できません。
もちろんこれまで通り空港カウンターでもチェックインを受け付けてもらえますが、オンラインチェックインが前提となっているため、グランドスタッフさんの数も多くないと思われますし、そんなスタッフさんのお手を煩わせるのは心苦しくも思います。
とはいえ、YOSHI家はコストカットのためにオンラインチェックイン大賛成派です。
事前の準備と親の遠隔操作でスムーズにチェックインできる方法がないか、これから模索していこうと思います。
YOSHI家 反省会
「ナッシージェット宮崎」に乗ったことがキッカケで飛行機のことを調べてみたら、ソラシドエアの特徴やホスピタリティの高さについて気付くことができてすっかりファンになりました。
ナッシージェットの運行情報を見てみると、1日6回もフライトしているんですね。何という働き者!
親戚がいることもあって九州・沖縄方面へ行く機会は多いので、これからはソラシドエアを積極的に利用させてもらいたいなと思いました。
おまけ:宮崎への観光は、小銭を大量に含む現金を持参すべし!
あと、宮崎は他の地方都市の観光地と比較して、キャッシュレス化があまり進んでいない印象だったので追記しておきます(2023年3月時点です)。
神社でのお賽銭やお守り、運試し系アトラクションは想定内でしたが、観光地周辺の売店や自動販売機、レストラン、入園料入館料なども「現金のみ」のところが多かったです。交通系ICやPayPayは、地方でも多くの店で採用されているので油断しておりました。
幾度にも渡って開催されてきたPayPay祭りに、全国的に店側も客側も踊らされ飲み込まれていった訳で、YOSHI家も軽やかに踊っておりますが、そんな誘惑に負けず頑なに「現金のみ」を貫いてきた宮崎。良くも悪くもかもしれないですけど、こうやって昔からの伝統や文化財をブレずに守ってきたんだろうなと思わされる現象でした。
1000円分の小銭では半日持ちませんでした。
そんなわけで、宮崎への旅行は小銭を大量に含む現金を準備していくことをオススメします。
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