一年前も日帰りで別府を訪れていたので、今回は趣向を変えて湯治宿に泊まってみることにしました。
地獄釜があって自炊まで出来ちゃう、鉄輪(かんなわ)温泉の温泉宿「湯治柳屋」さんです。
湯治とか自炊には興味あるけど、昔からあるし「古い」というイメージがあって利便性や清潔さに何となく不安が…
と、実は行く前にちょっと思っていましたが、宿に一歩入った瞬間、その素敵な世界観に引き込まれて、つまらない先入観は秒で吹っ飛びました!
※本記事の内容は全て2024年9月時点の情報です
宿の予約は「公式サイト」で!
YOSHI家が見たタイミングでは、宿泊の予約は公式サイトか電話からのみで、外部の予約サイト等には登録されていませんでした。
公式サイトからの予約が「最安値」だと謳われてるし、シフォンケーキのお土産がもらえるので、今のところ公式サイト一択です♪
部屋によって造りや家具が違うようですね。我々は新館で約15,000円(1人1泊素泊まり)のお部屋に宿泊しました。
地獄蒸しの夕食や朝食を併設のレストランでいただくこともできますが、自炊で地獄蒸しをやってみたかったので素泊まりにしました。
他には、冷蔵のみの小さな冷蔵庫と、金庫もありました。
2泊目からの連泊割もあります。さらに、チェックアウト時に割引券ももらえました!
館内を散歩
明治時代から続く伝統的な温泉旅館をリノベーションし、アートや現代的な利便性と融合してモダンに生まれ変わった館内は、どこを切り取っても歴史や感性の高さが感じられました。
ゆったり安心して過ごせる工夫や気遣いをあちこちに感じました
注意点としては、柳屋さんは18時までにチェックイン必須です。
16時までにCIすると向かいの商店でドリンクをもらえるサービスがあり、YOSHI家は350缶のビールをいただきました。
地獄蒸しで自炊!
2人とも蒸し料理が大好きなのでとても楽しみにしていました。天然の蒸気を使って料理できるなんて!
旅先で地元の食材を使って料理、やってみたかった!
おっしゃー! 蒸しまくったるぜぃ!
でも、キッチン道具はどのぐらい揃っているんだろう…?
と思って自炊室を覗いてみると、結構な種類の調理道具や食器が充分に揃っており、冷蔵庫には塩や砂糖やポン酢などの調味料もありました。
地獄釜や自炊室、備品や調味料は、追加料金などかからず使えます。
食材は、歩いて7分の距離にあるスーパー「マルショク」と、宿の向かいでおばあちゃんが切り盛りしている小さな商店「ことぶきや」で、だいたい調達できます。
どちらの店にも地獄蒸し用にセットされた野菜類、魚介類などが売られていました。おばあちゃんの商店も侮れません。
食材を調達したところで、さっそく調理に掛かります。
浮かれてうっかり買った蟹を「どうやって食べようか…」と思案していたところ、自炊室に蟹をほじるスプーンもありました。助かる!
朝食に写っているサトウのごはんは、他のお客さんが「ご自由にどうぞ」と残してくれていたものをいただきました。ありがとう!!
ハマりすぎて帰ってからも蒸し料理
別府から帰って来て以来、蒸し料理にどっぷりハマってしまい、毎日何かを蒸しています。
手軽でヘルシーなんて最高! なんぼ食べてもゼロカロリー!
家で蒸すときは、「ホットクック」と「ビストロ蒸し鍋」をフル稼働して使っています。昔から蒸し料理が好きだったので、蒸す器具揃ってました!
使い分けとしては、火力の強い土鍋は根菜を蒸す時用、温度や時間を調節して蒸し加減を調節できるホットクックは葉物野菜や低温調理用、という感じです。
ですが、単にたくさん蒸したいから2つ使っている、とも言えます。
・鶏ムネ肉:1~2枚(フォークで刺して柔らかく。なるべく厚さは均等に)
・塩、砂糖: 胸肉1枚につき、各小さじ1を表面にふる
水50ccを入れた内鍋にクッキングシートを敷き、水と接触しないように鶏ムネ肉を載せる。
低温調理65℃、2時間で完成!
つけダレはだいたいこんな感じです。
友人から教わった、超美味しい豆腐ドレッシングのレシピを載せておきます。
・木綿豆腐: 200g ※しっかり水を切る
・玉ねぎ: 中1/2個
・白だし、酢: 各大1
・醤油、砂糖: 小2
・塩: 小1
・コショウ: 3~4振りぐらい
・オイル(アマニ油、エゴマ油など): 120cc
※オリーブオイルはNG
上の全ての材料をフードプロセッサーに入れてペースト状になるまで混ぜれば出来上がり! 400ccぐらいできます。
生コショウは一度食べてみたら美味しくてびっくり! 常備スパイスにランクアップしました。
少量で送料無料の商品があったので、リンクを貼っておきます。
YOSHI家反省会
チェックインした瞬間にすでに分かっていたことですが、ここは一泊じゃもったいない…!
一年前にも訪れていたのでほとんど街歩きはしなかったのですが、後から別府を調べていると、こんな景色見れたんだ!、このショップ行きたかったぁ!、あのお風呂に入りそびれたぁ!、と次々に素敵な場所が再訪を誘惑してきます。
それにしても、たった一泊だけでも我が家の食卓に多大なる影響を与えた鉄輪温泉。恐るべしです!
心も体も芯から綺麗になった気がします!
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